ミドル世代の転職

ミドル世代の介護職員は、老人ホームや訪問介護事業所、デイサービスなど様々な現場で活躍の場が広がっています。特に、若手の介護職員が定着しにくい現場においては、ミドル世代まで幅広く受け入れたり、転職希望者を歓迎したりしているところが多く見られます。

ミドル世代の介護職員が主に担当する業務の内容や職場内での役割は事業所ごとに違いがあります。

そうした中、理想的な就職先を見つけるうえで、就職活動中に気になる現場の見学をしたり、自分と同じ世代のスタッフにアドバイスを貰ったりすることが大切です。

また、様々な年代のスタッフが活躍している事業所の中には、公式サイトやSNSなどのツールを利用して、現役のスタッフの活躍ぶりについて大々的に紹介しているところも少なくなりません。そういうものがないか、チェックしてみましょう。

就職後に待遇や職場環境など様々な面で不満を感じないようにするには、余裕を持って様々な介護事業所のミドル世代の職員の働き方について理解を深めることが大切です。

地域に密着した社会福祉法人などでは、ミドル世代の介護職員の定着率を高めるために、希望者を対象に若手と同様に介護実務に関する丁寧な研修を行ったり、職場内でマンツーマンで指導を行ったりしているところもあります。その他、大規模の施設をはじめとして、常勤の他に非常勤やパートの雇用形態を選べるところも多くあり、体力に自信が無い人や、プライベートの時間を充実させたい人も安心して働くことが可能です。